『S.A.S.英国特殊部隊』は、イギリス製のテレビドラマシリーズで、タイトルにあるS.A.S.とは、イギリス陸軍の特殊部隊「スペシャル・エア・サービス（Special Air Service）」の略称です。この部隊は、世界で初めて組織された特殊部隊として知られ、フォークランド紛争や湾岸戦争での活躍も有名です。
ドラマの概要
このドラマでは、S.A.S.のレッド・チームの隊員たちが、対テロ作戦などの危険な任務に挑む姿が描かれています。
このシリーズは1シーズンごとに1つの事件を扱う形式ではなく、基本的に1話完結型のエピソードが集まって1つのシーズンが構成されています。舞台は主にイギリス国内ですが、海外が舞台になることもあり、バリエーションに富んでいます。
リアルな銃器の扱いと緊迫感
『S.A.S.英国特殊部隊』では、銃器や装備の扱いが非常にリアルです。これは、シーズン2まで実際にS.A.S.隊員であった人物が製作スタッフに加わっていたためだと言われています。このリアルさは、訓練の過酷さや作戦中の緊張感にしっかりと反映されており、リアリティを重視する視聴者には特におすすめです。
一方、シーズン1＆2と比べると、シーズン3以降ではやや作風が変わり、リアルさが若干薄れる傾向が見られますが、それでも見応えのある作品です。
装備と武器の多様さ
装備面でも見どころが多く、対閃光用フードやガスマスクを装着したアサルトスーツ姿の隊員たちが迫力満点です。
さらに、MP5A5、G3A4、ワルサーPPK、シグザウエルP226など、多彩な武器が登場し、指向性特殊爆弾も登場するなど、アクションシーンの装備には注目です。
ドラマとしての魅力
リアル志向の作品ではドラマ性が犠牲になることもありますが、『S.A.S.英国特殊部隊』ではその点もカバーされており、戦闘シーン以外のストーリーも楽しめます。さらに、英国流のユーモアが随所に散りばめられ、独特の味わいを加えています。
まとめ
結論として、『S.A.S.英国特殊部隊』は、アメリカ製のアクションドラマとは一線を画す、イギリス製のリアル志向アクションドラマシリーズです。リアルな装備や緊迫感を求める視聴者にとって、非常に価値のある作品であり、一見の価値があると言えるでしょう。